新しくセンタープレスを付けるアイロン方法 
 

新しくセンタープレスを付けるアイロン方法 前側
新しくセンタープレスを付けるアイロン方法 後ろ側
新しくセンタープレスを付けるアイロン方法 前側
新しくセンタープレスを付けるアイロン方法 後ろ側

メンズのチノパンツとジーンズです。
どちらも代表的なカジュアルパンツ。
チノはストレートぐらいですがジーンズはスキニーに近い細身なデザイン。
線無しのデザインに新しくセンタープレスをバッチリ付けます。

 
スーツにセンタープレスが入っているのは普通のことですが、最近ではカジュアルパンツにセンタープレスが入っているのを ショップでもよく見かけるようになりました。
カジュアルに対してセンタープレスって雰囲気ががらりと変わって良いですよね。
しかし一体なぜセンタープレスというのはあるのでしょうか。
そもそもセンタープレスとは何なのか。
 
スーツスラックスに関しては線無しもありますが線付きの方が圧倒的に多いです。
センタープレスをするとシルエットが一気に細身に変わります。
スーツというのは世のサラリーマンの方々が毎日着る大切な仕事服。
営業、会議、プレゼンテーションなどとにかく人に接する機会が多いため見た目重視です。
ダボっとしたスラックスよりビシっと細身の方が好印象です。
それに比べてカジュアルやワーク系はとにかく動きやすさを重視しています。
座ったり、屈んだり、暑かったらアウターを脱いで椅子に掛けたり。
生活の中で服に付く自然なシワも全て含めてカジュアルファッション。
 
しかしそのラフなカジュアルにスーツのような細身のシルエットを取り入れたいという、ちょっとアヴァンギャルド的なファッションの流れがあったのだと思います。
それが今日のちょっとオシャレなセンタープレスではないかと。
 
そしてセンタープレスとは「アイロンだけで作れる唯一のデザイン」なんです。
針や糸やミシンも使いません。
プリーツも同じ考えですが、クリースライン(折り目)を作ることのみでデザインを生み出します。
(細かく言うならばジャケットなどの衿の返り線の癖付けや、縫い代を片倒し・割りにするなどのアイロンの加減でのデザインの変更は可能です)
アイロンの仕事というのは基本的にそのデザインを最大限に引き出し綺麗にそしてカッコ良くするためのお化粧をすることです。
 
裏方仕事ですが、唯一主張出来るセンタープレスという技術。
この技術を習得してご自身のカジュアルファッションにいつもと違った雰囲気を味付けしてください。
 
 
それではその手順です。
 
① 内股・外脇の縫い目同士を股下から裾まで全て正確に合わせた状態で、真ん中部分だけアイロンします(この時点ではクリースラインは付けません)
 
② 裾部分の縫い目同士が正確に合っているか確認した後、両端2、3cm程クリースライン位置を決めてアイロンします。
 
③ 脇部分の縫い目がずれないようにクリースラインが真っすぐ直線になるところまでカーブさせます。(前後どちらから始めてもOKです。後ろ側の方がカーブさせる分量が大きくなります。)
 
④ クリースラインの止まり位置を決めたらセンタープレスします。
前側の場合・・・ファスナー止まりからクリースライン線まで垂直に線を落とした位置
 
後ろ側の場合・・・股下部分からクリースライン線まで垂直に線を落とした位置
 
 
これがセンタープレス線を左右対称に付ける一番分かり易い方法です。
内股・外脇の縫い目同士を全て正確に合わせた状態でアイロンすることです。
難しいのは縫い目同士を合わせるとほとんどの場合生地に歪みが出てアイロンし辛いということです。
外脇は裾から脇ポケット口下までは基本的に直線。
しかし内股というのは膝位置から股下にいくにつれてカーブを描きます。
このカーブ差が縫い目同士を揃えたときに歪みとなって現れます。
ストレート・スキニーデザインになればなるほどこの傾向が強くなります。
ワイドパンツの場合は稀にカーブが無く全て直線で整えられることがあります。
 
裏地付きの場合は生地が4枚重なるため更に難しくなります。。。
センタープレスする時だけ裏地を避けた方が無難かもしれません。
 
色々なタイプのパンツがありますが慣れてしまえば必ず出来るようになります。
 
目指せセンタープレスマスター!! 

 年末年始のお休み

2018年12月28日(金)
2019年1月3日(木)
 
2019年1月4日より通常営業いたします。
 
 縫製工場の洋裁教室
ミシン押さえのみに焦点を当てた動画です。

 
 ネット穴かがり屋終了のお知らせ
サンプル縫製の多忙さとスタッフ人員不足のため、オンライン「ボタンホール穴かがり屋」サービスを終了させて頂く形となりました。
今までご利用下さったお客様には大変申し訳ない限りです。。
何卒ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。
 
弊社への直接のお持ち込みでのボタンホールご依頼は通常通り受付しております。
 
 メディア掲載
LaLa Begin 8・9 2018 アイロン センタープレスの掛け方が掲載されました!

  
 メディア掲載
「マイナビ 進路のミカタ」にて縫製チーフのインタビュー記事が掲載されました!

   
 縫製工場の洋裁教室
「ジャケットの縫い方」アップロードしました!